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氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (令和4年4月25日)


氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 <本節>

 先日、新宿の武蔵野館で「親愛なる同志たちへ」(アンドレイ・コンチャロスキー監督・脚本、ロシア語・字幕)を観た。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 映画の舞台は、ソ連時代のノヴォチェルカッスク。ウクライナの穀倉地帯に隣接するロシア南西部の町。機関車工場や食品工場、大学や研究所もあるコサック地方の中核都市である。一九六二年六月一日、町の電気機関車工場で、大規模なストライキが発生した。物価上昇と食糧不足。にもかかわらず給与カットが行われる。それらに抗議して、工員らが立ち上がった。工場を占拠するとともに、市内に繰り出して行く。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 映画の主人公リューダ・ショミーナは、市政委員会で生産部門を担当する女性共産党員である。女手ひとつで娘を育ててきた。その十八歳になる愛娘スヴェッカが、ストに同情的。母に「工場に行っては駄目」と厳命されるが、娘は「抗議するのは自由よ」と反撥。家を飛び出して行った。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 翌二日、町は軍隊で封鎖される。五千人のデモ隊は、軍、あるいはKGBの発砲によって蹴散らされた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 母は全身全霊をかけて探しまくる。果たして娘の安否はいかに?

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 その騒乱で二十六人が死亡、七人が処刑されたという(事件はソ連が崩壊されるまで隠蔽されていた)。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 流血の痕跡が、アスファルトの上塗りによって、消されていくシーンが印象的である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 いまウクライナ戦争では、火葬車が投入されているときく。戦争犯罪の証拠隠滅に使われているのであろう。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その14 ロシア南西部の現代史を活写した映画「親愛なる同志たちへ」 (vol.14)

 異論を認めない「強いロシア」を目指す国の体質は、変わっていないのだ。(融点)

 <起因>

 創刊10年目発刊400号記念企画の第一弾として、ベテラン著述家が、お祝いの趣旨で、ちょいとの間、連載してくれることになりました。

 <復習>


氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 東京・神保町の岩波ホールが、本年七月末に閉館されるそうだ。「山の郵便配達」や「カティンの森」など、世界各国の名作が上映されてきたミニシアターである。

 文革期の田舎町の闘争≠描いた傑作「芙蓉鎮」(謝晋監督)も、そこで観た。同監督には「阿片戦争」もあるが、こちらは凡作。一九九七年公開だから、香港返還に合わせた国威発揚(?)映画では……。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 同じ「阿片戦争」でも、マキノ正博監督作は、一九四三(昭和十八)年の公開で、市川猿之助主演。原節子、高峰秀子らも出演している。英米と戦争をしている時代の映画だ。満映から山口淑子(李香蘭)ほかで、「萬世流芳」も作られている。中国においては、一九五九年に映画「阿片戦争」(原題「林則徐」)がある。

 いずれにせよ、阿片戦争は、北東アジア各国にとって、大きなテーマなのである。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 先に終了したNHK大河ドラマ「青天を衝け」でも、武州深谷の農村青年らが、阿片戦争で、清が英国に負けたことを知っていて、「国難来たる」と口角泡を飛ばしているシーンがあった。薩長らの青年諸兄だって、 同じ思いであったろう。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 ところで、いまの日本の青年たちは、北朝鮮がミサイルを撃ったとか、中露両国の軍艦が津軽海峡を横断したとか、アメリカがアフガニスタンを見捨てたとかといったことで、議論をしているのであろうか。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 いっそ岩波ホールで、阿片戦争に関する作品の一挙上映会をやったらどうか。そして、討論会やシンポジュムも……。(融点) (vol.1)


氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 二〇二二年一月十七日、通常国会が始まった。施政方針演説や代表質問も行われたが、盛り上がりに欠ける。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 オミクロン株対策や新しい資本主義ほか内政問題に時間がとられ、ミサイルを撃ち続ける北朝鮮への対応も、中露軍艦による挑発も、そしてウクライナ危機や台湾有事への対処も俎上に上がらず、外交や安全保障、国際問題は無関心のよう。憲法や国家論など、ほとんど論点とならなかった。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 これで、果たしてよいのか。二年前(二〇二〇年)一月のことを思い出してほしい。

 二十日夜、中国の習近平国家主席が「全力で感染防止に取り組まなければならない」と宣言した。事実、武漢市ではコロナが蔓延し、死者が増え続けていたのである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 ところが、一月二十二日に開かれた衆院本会議で、質問に立った枝野幸男立憲民主党代表(当時)は、武漢コロナ問題にふれることなく、冒頭から「桜を見る会」問題をとりあげ、続けて元IR担当副大臣の疑惑や前法相夫妻の選挙違反など、弁護士出身らしくスキャンダル追及に終始した。眼前に迫る危機に目を背けていたのである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 これは、立民だけではない。自民も国民も共産も、代表質問でコロナについてまったくふれなかった。維新と公明が感染対策について質しているが、それも強いものではない。「それでよいのか」と問題提起をしなかったマスコミも、同罪である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 一月二十三日、武漢市は封鎖された。それでもコロナ問題は争点とならない。ダイヤモンド・プリンセス号乗客の感染から状況が一変し、後はご案内の通り… 。(融点) (vol.2)


氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 いま、怒り心頭だ!

 二〇二二年一月二十七日から二十八日にかけて、埼玉県ふじみ野市で発生した医師猟銃射殺事件≠フ渡辺宏容疑者は、絶対に許せない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 被害者の鈴木純一医師は、同居している私の母(九十六歳)の主治医なのだ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 三年半前、地元クリニックから、訪問医療への転換を勧められた。嫌がる母をやっと説得し、在宅医の鈴木先生に託することになる。

 「どうもどうもどうも‥‥」

 にこやかに入ってこられた。

 「お悪いのは、どこですかー」

 語りかけながら、聴診器をあてる。母はいっぺんに先生が好きになった。家族にも「二十四時間、いつでもOKですからね。気楽に電話して下さいね」。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 これぞ現代の赤ひげ先生≠ナある。

 それから、月二回ほど診察に訪れてくれた。いつも感心したのは、スタッフとのやりとりが的確。笑顔を絶やさないこと。症状も、患者にも家族にも判りやすく説明してくれる。「患者にはやさしく、スタッフには厳しい」といったタイプでは断じてない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 一方、犯人は誰にでも当たり散らし、各診療機関の鼻つまみもの。それを引き取って診てくれていたのだ。コロナ禍、寸暇を惜しんで奮闘中の四十四歳の死。悔しい。

 今回の事件で、訪問医療の問題点が浮き彫りとなった。母と息子との強烈な絆にも驚かされる。独りよがり。正義は我に在り。そんな傾向の人間による犯罪が増えている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 そこで今後、どうなる? 犯人と同じ老々介護の身にとって切実だ(融点)(vol.3)


氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 ウクライナから、英米豪大使館の家族などが退避を始めている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 「後顧の憂いを断ち、軍を派遣して戦うだけ」ということなのか、ただ、「逃げ出した」だけのことか。

 その詮索はさておき、ミャンマー北部において中国人の帰国が相次いでいる、という情報が、信頼できる筋から寄せられた。

 もし、これが事実だとしたら、キナ臭い匂いがする。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 マンダレーを含む北部ミャンマーは中国と国境を接している。アンダマン海から、雲南省に向けての石油・天然ガスパイプラインやイラワジ河上流のダム建設など、設備投資をした利権も多い。

 かつてビルマ共産党が活躍していた歴史があり、中国と関係が深い少数民族の武装組織も跋扈している。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 反政府派と結びついて、「戦」を挑む可能性はあるのだ。

 よくミャンマー国軍のバックに中国政府がついていると解説する人がいる。それは間違い。軍政側だろうが、反軍政側だろうが、親中派は少数派に過ぎない(と思う)。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 中国との国境付近には、希少動植物の密売や麻薬取引、賭博場や売春ほかの娯楽・歓楽など商売利権に基づく親中派はいる。

 中国内で同じ少数民族が暮らしている場合もあり、交流が深かったりもする。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 しかし、ビルマ族の多数派は、中国を信用していない。アウンサンスーチー政権が親中に傾きそうになったので、軍が予防クーデターを起こした、と分析する人もいる。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その4 北部ミャンマーの中国人が? (vol.4)

 それは穿ち過ぎだと思うが、いずれにせよウクライナから台湾、そしてミャンマーへと飛び火する可能性もあるのだ。(融点) (vol.4)


氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 菅直人元首相には、つくづく呆れ果てた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

橋下徹弁護士(元・維新の党共同代表)を「ヒットラー」呼ばわりして、物議をかもしたかと思いきや、

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

今度は小泉純一郎氏をはじめ四人の元首相と連名でEUへ「福島原発事故で、子供たちに甲状腺癌患者が増えている」と訴えた。果たして本当か。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 国連放射線影響科学委員会(UNSCEAR)による現地調査で「事故当時の子供たちの甲状腺癌と被爆の関連性は認められない」と結論が出ている問題である。「福島原発事故以降、十年間で二百六十六人の子供甲状腺癌の患者が出た」と元首相らが主張するが、仮に患者数が事実だったとしても、原発事故との因果関係は立証されているのか、他地域との比較はどうか。さらに、もし患者になったとして、治療法はないのか。当方の同病だった先輩は「手術は簡単で、治ったよ」と語っていた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 村山富市、細川護熙、小泉純一郎、鳩山由紀夫の引退した元総理はともかく、菅直人氏は、野党第一党・立憲民主党の最高顧問であり、現職の衆議院議員ではないか。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 しかも、彼は、福島原発事故のときの内閣総理大臣であり、事態収拾の当事者ではなかったのか。「いや、あれは東電が起こした事故である」。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 あるいは「天災であったから関係ない」と逃げるおつもりか。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 福島は、いまだ風評被害で苦しんでいる。当時、現地視察で無用な混乱を起こした人が、またまた混迷の一翼を担うとは……。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その5 菅直人暴走老人≠ノ止め男は? (vol.5)

 立民は個人の意見だと逃げる。暴走老人≠止める男はいないのか。(融点)(vol.5)


氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 ロシアがウクライナに軍事侵攻をした。断じて許されることではない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 バイデン米大統領が「侵攻があったなら、最大級の経済制裁をする」と表明した段階で欧米は負けていた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 プーチン露大統領にすれば「口先だけで軍事支援はない」と表明されたのと同義語だったからである。とうてい戦争抑止力とはなりえなかった。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 今後、悲観的なことを言えば、ウクライナは見捨てられ、親ロ的な傀儡政権が打ち立てられて、終息するのかもしれない。

 否、反対に欧米の世論が沸騰して、全面的にウクライナ支援にまわり、世界的な戦争に発展するケースも考えられる。

 しかし、その可能性は低いだろうな。


氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 あのタリバンにも負けた米軍が、軍事強国のロシアと「核戦争も辞さず」と眦(まなじり)を決して戦うとも思えない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 ウクライナは、NATO(北大西洋条約機構)加盟国でもないので「可哀そうだが、戦う義務はない」と割り切られるのでは……。

 教訓として、安全保障の観点から、価値観の一致する国々と、軍事同盟を結んでおくべきだということ。だからこそウクライナがNATO加盟を急いだ、とも言える。

 もっと教訓は、日頃から軍事を軽視せず、国防力を高めておくことが必要不可欠だ、ということである。

 日本も、対岸の火事ではない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

そのロシアに北方領土をかすめ取られ、

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

韓国に島根県竹島を不法占拠され、

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

中国に沖縄県尖閣諸島が盗られそうになっている。

 しかもロシア、中国、北朝鮮は核保有国だ。(融点)(vol.6)


氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 ウクライナが善戦・敢闘している。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 もし、筆生が、欧州流の民族派政党の党首なら「ウクライナに武器支援を行え。北方領土奪還のチャンスだ。自衛隊の精鋭を道東(根釧地方)に集結せよ」と叫ぶな。

 穏健派の党首なら「もはや諸国民の公正や信義などは信じられない。自国の防衛力を高めよ」と主張する。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 具体的には@憲法改正(まず緊急事態条項の創設、次に九条改正)A「非核三原則」撤廃し、「作らず、持たず」二原則とする。核の「持ち込み」を認め、米軍と共同管理を目指すB国防費の増額などを提唱する。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 同じ敗戦国のドイツは、主権回復の際、ボン基本法(憲法)を制定し、軍隊の保持を定めた。今回、自国がエネルギー危機に陥る危険にさらしても、独露のパイプライン建設にストップをかけた。ウクライナ人の祖国防衛意識が高いとみると、武器供与も始めた。もちろん難民も受け入れている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 何よりも、SPD(社民党)出身のショルツ首相は「自由と民主主義を守るために、安全保障にもっと投資しなければならない」と国会演説。従来、GDP1・1%から1・4%の国防予算を、2%以上に引き上げる方針を明らかにした。それに対し、CDUをはじめ有力諸党は賛成だという。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 また、ドイツ国内で数万人から十万人を超えるウクライナ支援デモが行われている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 渋谷などで、ウクライナ人などが「侵略反対」集会を開いていると聞く。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その7 ウクライナ侵攻に日独は? (vol.7)

 狸穴のロシア大使館前に、日本人による大規模デモが押しよせているとは聞かない。(融点)(vol.7)


氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 ロシアのウクライナ侵攻に対して、日本は何をなすべきか。まずサハリン2の開発からいったん手をひく。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 日本上空におけるロシア航空機にも飛行制限を科す。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 それに、道東において、自衛隊の軍事大演習も行ったらよい。いささかなりとも、ウクライナ支援となるはずである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 日本は一貫して@戦後秩序は守るA国際紛争は武力の行使ではなく、交渉によって解決して行く、との方針を堅持してきた。それを見直す時期にきているのではないか。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 ところが、安倍元総理が「核共有も議論すべき」と提起したら、「非核三原則の国是に反する」と各方面から批判の声が上がった。ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリア、トルコなどは、アメリカと核共有≠オている現実がある。もちろん英仏は、核保有国だ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 日本は露中北朝鮮と核保有国に囲まれ、「作らず、持たず、持ち込まず」の政策方針を、後生大事に抱えている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 議論するのも怪しからんというのであれば、憲法同様、国是を守って死ね、ということか。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 今回の戦争で、フィンランド、スウェーデンといった中立国が、公然とウクライナ支援にまわり、永世中立国であったはずのスイスまでも、経済制裁に加わった。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 かつて「非武装中立」を声高に主張していた石橋政嗣、土井たか子といった社会党委員長が、もし生きておられたら何と言ったか。それに、いわゆる進歩的文化人の面々の意見も、聞いてみたいところである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 どこかで懺悔録でも載せないかな。否、また「国是に反する」と叫んでいるか。(融点)(vol.8)


氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 ロシアのウクライナ侵攻は、ソ連の南樺太侵略に似ていると思う。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 一九四五年八月九日、ソ連軍が突如、南・北樺太国境(北緯五十度)を破って侵略してきた。日本軍は、十五歳から六十四歳までの男性を軍隊または国民義勇戦闘員として動員し、防衛戦を展開する。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 その結果、八万七千六百人が北海道に避難できた。実は、わが母も、その一人である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 女学校時代の友人の一人は逃げ遅れ、押し込んできたソ連兵らに凌辱され、止めに入った実兄が、目の前で射殺されたときく。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 真岡郵便局の電話交換手や、太平洋炭鉱病院の看護婦ら、集団自決事件も起こっている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 真岡は艦砲射撃され、停戦交渉に向かった軍使らも銃殺された。八月二十二日には、北海道留萌沖で引揚船が攻撃され、千七百名以上(五千人以上の説も)の犠牲者を出している。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 二十二日に停戦協定ができ、樺太庁の指示で多くの建物で白旗が翻っていた。ところが豊原駅前に集まっていた避難民は、ソ連軍機に無差別爆撃を受けている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 ソ連は北海道まで攻め込み、北半分を占領する計画を持っていた。留萌、釧路の不凍港を押さえ、羽幌と釧路の炭鉱を取りたかったのだ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 樋口季一郎北方軍司令官がソ連の意図を見抜き、ポツダム宣言受諾後も現地軍に戦闘継続を命じると共に、米軍B29の千歳進駐を要請。アメリカのトルマーン大統領が、ソ連の要求を拒否して北海道は守られた(以上、藤村建雄著『証言・南樺太最後の十七日間』光人社NF文庫参照)。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 ウクライナ戦争と重なってみえる。(融点) (vol.9)


氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 ウクライナのゼレンスキー大統領が三月二十四日、オンラインで日本の国会議員に向けて演説を行った。それを聞き、ロシア=旧ソ連による周辺国侵略の歴史を思い出す。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 一九五六年にハンガリーで反ソ・民主化運動が起こった。ソ連はこれに反撥。軍を出動させて弾圧する。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 ナジ・イムレ首相をルーマニアに連行し、二年後に処刑している。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 一九六八年はチェコスロバキアの「プラハの春」。ドプチェク第一書記ら、共産党改革派と市民による民主化の動きにソ連は激怒。ワルシャワ共同体五カ国軍を送り、改革派政権をひっくり返した。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 ドプチェク氏はソ連に送られ、尋問の上、解任されて機械技師として生きる。後にチェコは民主化され、政界復帰をしてはいるが、犠牲者の一人だ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 ソ連がロシアとなっても、手法はまったく変わらない。ゼレンスキー大統領が第三の犠牲者とならないか、日本をはじめ国際社会は監視し、警告を発すると共にウクライナ支援を強化して行かなければならない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 たとえば、道東において自衛隊の大演習を行う。国際海峡の津軽海峡を「十二海里宣言」をして領海化。ロシア艦船の通行を認めない。ロシア機の日本上空飛行も禁止する。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 樺太の油田開発からは撤退したらよい。そして国防費を上げ、防衛力を充実させる。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 ゼレンスキー大統領がもっとも伝えたかったことは、「国家の独立と尊厳、自由社会を守る決意」である。理不尽なロシアの軍事侵攻に身を挺して国民を鼓舞し、国家を守る同大統領に連帯の拍手を送りたい。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その10 ゼレンスキー大統領が伝えたかったこと (vol.10)

 日本の国会議員は演説をどう感じたか。(vol.10)


氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 日本でいま、ソフィァ・ローレン主演のイタリア映画「ひまわり」(ヴィット・デ・シーカ監督)の上映運動が起こっている。新婚の夫がソ連戦線(ウクライナ)に送られ、そこで傷つき、現地で暮らすようになったらしい。彼を探しに行く。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 ウクライナ・ロケの作品で、「女性映画の傑作」と言われている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 「ウクライナ支援」のために、同映画の上映会開催とのこと。それはそれで評価する。

 しかし、何か忘れてはいませんか。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 日本人なら「氷雪の門」(村山三男監督)でしょう、と言いたい。同映画では一九四五年八月、ソ連軍の南樺太侵攻を描いている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 日ソ不可侵条約を一方的に破り、北緯五〇度の南北国境線を超えて、ソ連軍が攻めてきた。樺太では、十五歳から六十四歳までの男性を、軍隊または国民義勇隊として召集。全島一丸となって戦っている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 戦いは、八月十五日のポツダム宣言受諾後も続き、「十七日間の国土防衛戦争」となった。日本が出した停戦交渉の将兵も、ソ連軍によって銃殺されている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 彼の国は、北海道北半分の占領と、不凍港(留萌や釧路)や炭鉱(羽幌、太平洋)を欲していたのだ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 戦うことによって、北海道占領の意図をくじき、八万七千人余、樺太からの島外脱出を助けている。わが母も、その一人だ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 映画「氷雪の門」では、真岡市街戦や同郵便局における電話交換嬢・九人の服毒自決も描かれている。二木てるみや岡田可愛らが主演した独立プロの大作(制作費二億円)であったが、あまり上映されていない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その11 ウクライナ戦争を考えるなら「ひまわり」よりも「氷雪の門」を (vol.11)

 反対する勢力が強かったのである。(融点)(vol.11)


氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 ウクライナにおける戦争で、想いだされるのは関・森嶋論争(一九七九年)である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 森嶋通夫ロンドン大教授が「日本は軍隊を持つべきではない。もし、ソ連軍が攻めてきたら白旗と赤旗で迎えたらよい」と言ったのに対し、関嘉彦都立大名誉教授が「抗戦すべきである。軍事力が重要だ」と応じた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 ところが「軍事力は必要でない。もし、占領行政が不当だったら、ゼネストやデモで抵抗すればよい」とか、「軍事力を持っていればかえって危険だ。つい使いたくなる」といった森嶋説支持者、それに「国連が調停してくれる」といった楽観論も出てくる。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 一方「森嶋説は降伏論だ。ソ連は何をするか分からない。自由や民族の誇りも文化も奪われる。自ら闘わなくては、誰も助けてくれない」と関説擁護論もあらわれた。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 どちらが正しかったか。結果はご存知の通り。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 そう締めようと思っていたら、最近「武力侵攻に対して、武力で反撃すべきでない。対抗しても、大きなロシアに勝てるわけがない。国民の命を守るためには外交交渉に徹するべきだ」といわば降伏論を唱える人が出てきた。この期に及んで、である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 実際に起こっていることを見ているのか。ウクライナを出て、ロシアに入った避難民を極東のサハリン(樺太)に移住させると伝えられている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 戦後、捕虜となった日本軍人をシベリア送りにして、森林伐採などで使役した歴史を持つ国らしい発想である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その12 「関・森嶋論争」の意義を明らかにしたウクライナ戦争 (vol.12)

 ウクライナではゼレンスキー大統領を先頭に力の限り、戦っている。アフガニスタンでは大統領がすぐ逃げた。その違いがー。(融点)(vol.12)


氷点沸点・著融点の時事総論 その13 ロシア政治家の脅しに北海道の防衛力強化と米軍駐留で対応せよ (vol.13)

 公正ロシア(ロシア野党)のサイトで、ミロノフ党首(元上院議長)が「(日本の政治家が)関東軍の運命をすっかり忘れていないことを望む」と言ったとの報道を読んだ。


氷点沸点・著融点の時事総論 その13 ロシア政治家の脅しに北海道の防衛力強化と米軍駐留で対応せよ (vol.13)

 これが事実なら、あきらかな日本への脅しである。ソ連(ロシア)は大戦末期、樺太や千島列島を攻め、北海道北半分を占領しようとした歴史がある。


氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 樋口季一郎中将の決断で北部軍が必死に戦ったことと、トルマーン米大統領が要求を拒否して頓挫したはずだが、いまだ留萌、釧路などの不凍港確保をあきらめていない勢力があるようだ。


氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 戦後、日本はソ連への警戒感が怠らず、自衛隊の主力も北海道で展開してきた。しかし、近年、軍事抬頭する中国に備えるため、南西諸島へ防衛の重心を移しつつある。


氷点沸点・著融点の時事総論 その8 自衛隊は道東で軍事大演習を (vol.8)

 今度のウクライナ戦争で、仮に中国による台湾侵攻が起こった際、火事場泥棒的にロシア軍が南下し、北海道を侵す危険性が増してきたと考える。


氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 戦況によっては北朝鮮軍だって、対馬を狙うかもしれない。
 それらを避けるためには、まず日本自身が防衛力を高めること。


氷点沸点・著融点の時事総論 その6 ウクライナ軍事侵攻の教訓 (vol.6)

 尖閣も北海道も守る。二正面だって、はたまた三正面だって、隙を見せない。加えて、米国との同盟関係を深化し、核持ち込みも要請すべきである。もちろん非核三原則から二原則に変更する。


氷点沸点・著融点の時事総論 その9 ウクライナ侵攻は南樺太侵略に似ている (vol.9)

 すぐに着手すべきは、北海道への米軍駐留かもしれない。たしかに現在でも訓練場など米軍が使用できる基地はある。それを米兵士が住む大規模基地に替えて行く。

 国防は近代兵器もさることながら、マンパワーであり、国民の意思である。(融点)(vol.13)

 <次回予告>

 創刊10年目発刊400号記念企画として始まった「氷点沸点・著融点」、融点の説く深みのある時事総論をお楽しみ下さい。なお、週刊報道サイトの報道媒体としての性質上、著者は融点というペンネームと致します事をご了承下さい。

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 その目的は、立憲民主主義の理念に基づいた「自由・自主・自立・自尊・平等」の精神、「言論の自由・表現の自由・報道の自由」等の国民の権利を守り、@政治(立法)を正す、A官僚(行政)を正す、B司法を正す、C企業(みずほ銀行等)を正す、D報道(朝日新聞等)を正す、E世の中(倫理・道徳)を正す等、日本を正すために必要な政治活動を行なうことです。(詳細はPOLITICSにて)

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日光東照宮(国宝陽明門竣工式)
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稲葉久雄宮司
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小泉勝志賀町長学歴詐称(オンブズマン志賀)
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■平成28年8月19日、甲府地方裁判所へ150名で提訴(vol.59)

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「朝日新聞を糺す国民会議」との盟約締結(vol.12)
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■会報(一面二面三面五面
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南京大虐殺はあったのか?(vol.30)
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原告団弁護士米山健也弁護士
原告団事務局長 佐藤昇
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民主党議員(細野豪志ら)が群がる大樹総研(オーナー矢島義也)という実態のない団体の正体。乱交パーティーか?

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セガサミー里見治自宅銃撃事件の真相を報道する

サントリーと暴力団

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■サントリーが暴力団住吉会副会長へ利益供与を実行した事実の隠ぺい工作の全貌   

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荒井商事主催アライオートオークション小山におけるメーター改ざん詐欺を争う裁判が勃発     

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地位確認等請求事件への内部告発を検証する

福島県除染偽装事件等

福島県と三春町への取材結果

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