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発注者の福島県三春土木事務所・福島県県中建設事務所及び元請者の三春町除染事業協同組合(福島県田村郡)(三春町町長鈴木義孝)と一次下請者の大林道路(代表取締役社長長谷川仁)への突撃取材を敢行!その1(28/1/25)

 
佐藤昇と福島県三春土木事務所所長秋山嘉文氏(手前左)、福島県県中建設事務所企画管理部主幹(兼)企画管理部長草野秀夫氏(手前右)
 
佐藤昇と三春町役場除染対策課課長村田浩憲氏(手前)

 <序説>

○放射能除染関連費用の流れ

『福島第1原発事故当事者』東京電力(特別措置法により全て負担することが決定)
  ↓
『日本国』東日本大震災の復興特別会計から、費用確定まで国が一時的に立替(税金により負担)
  ↓
『福島県』発注者の福島県三春土木事務所、福島県県中建設事務所
  ↓
『三春町』元請者の三春町除染事業協同組合(福島県田村郡)(三春町町長鈴木義孝)
  ↓
『大手ゼネコン』一次下請者の大林道路(代表取締役社長長谷川仁)
  ↓
『地元業者』二次下請者の有限会社藤井興業(福島県郡山市朝日1−28−11旭ビル201)(代表取締役藤井和三)
  ↓
『現場作業員』

 上記過程にて、税金から支払われているはずの現場の作業員への労務費が消えた上に、偽装疑惑事件が発生。

 なお、除染作業とは、ほとんどが人による丁寧な手作業のため、機械が行うような効率的に短縮させるような作業をするのは極めて難しい。

 <本節>

  平成28年1月18日、東関東地域は約2年ぶりの大雪に見舞われていた。

 東京から郡山に向かう新幹線も、大幅なダイヤの乱れを起こしていた。

 しかし、週刊報道サイトの佐藤昇は、この三春町除染業務における重大な税金泥棒事件及び偽装事件の真相を究明したいので、新幹線は止まってはいなかったので、強い決意を持って、郡山へ向かった。

 約束の14時より若干遅刻はしたが、当案件の発注者である三春土木事務所(福島県)から指定されていた郡山合同庁舎南分庁2階第四会議室へ入室した。

 中に入ると、福島県三春土木事務所所長秋山嘉文氏、福島県県中建設事務所企画管理部主幹(兼)企画管理部長草野秀夫氏、福島県県中建設事務所企画管理部企画調査課企画調査課長中村一彦氏、福島県三春土木事務所業務課加澤卓氏の四人が、丁重に出迎えてくれた。

 早速、本案件で、末端への労務費が未払いの上、偽装工作までされていることについて率直に質問をぶつけた。

 なお、末端の現場作業員への労務費が未払いということは、発注者などが労務費を泥棒して横領しているか、労務費の請求に水増しをしている過剰請求の瑕疵があり、労務費の請求が着ていないかのどちらかであるからだ。

 発注者である三春土木事務所(福島県)の所長秋山嘉文氏と部長草野秀夫氏は、準備のための前払い金は既に支払っており、残金は業務完了後40日以内に支払うことになっているとの至極当然の回答であった。

 そして、逆に、現在未払い状態になっている中身の詳細を質問してきた。

 週刊報道サイト側は、その未払いの中身と偽装行為を端的に説明した。

 そして、部長草野秀夫氏から、最後に二点だけ聴かせて下さいと質問してきた。

 部長草野秀夫氏「現在、二次下請者の有限会社藤井興業とは、裁判になっているのですか?、それとも、話し合いの最中なのですか?」

  週刊報道サイト側「現在、まだ提訴までには至っておらず、事を荒たてずに解決するべく、話し合いを継続中です」

  部長草野秀夫氏「労働基準監督署と協議はしましたか?、その後、労働基準監督署へは何か報告はしましたか?」

 週刊報道サイト側「労働基準監督署へ行きました。労働基準監督署のおかげで、11月と12月の労働者への支払いについては、とりあえずのメドはつけることができ、その旨の報告はしました」

 部長草野秀夫氏「分かりました」

 その後、所長秋山嘉文氏が「あの現場は、綺麗で丁寧に作業がされていますね」と述べて、所長としてきちんと現場確認などをしっかり行っていることが分かった。

 そして、「こういうことは、あってはいけないことですね」と述べた。

 最後に、所長秋山嘉文氏と部長草野秀夫氏が共に、「原因が分からないので、原因をきちんと調べて、きちんと対応します」と述べ、週刊報道サイト側が事前に用意しておいた労務費未払いと偽装の証拠資料を自ら受け取った。

 この取材から分かったことは、福島県は、この日本の重大な課題である放射能除染業務に関して、しっかりと責任を持って取り組んでいることが理解できた。

 首都圏では、福島県へ批判的な意見を主張している者もいるが、福島県の現場の方々は、この放射能除染という重大課題へしっかり取り組んでおり、福島県に任せていても良いのではないかと感じた。

 


 そして、大雪の中、郡山合同庁舎を出立し、次に、元請者の三春町除染事業協同組合(福島県田村郡)を管轄している三春町役場の除染対策課へ向かった。

 なお、三春町役場からは、鈴木義孝町長名義で、平成27年12月17日付けで、本件につき事実かどうかの確認をしているところで、現在取材に応じられる状況ではないとの回答書で取材拒否を伝えられているので取材拒否が予想された。

 そこに、三春町役場の二階の奥にある除染対策課へ突撃取材を敢行した。

 すると、文書での回答書の他に、事前に電話でも取材拒否を伝えてきていた、除染対策課課長村田浩憲氏が、和やかに「わざわざ大雪の中、来てくれてるから、いいよ」と応接に招いてくれて、「取材は拒否しているから、話を聴くだけだよ」と快く応じてくれた。

 週刊報道サイト側は、課長村田浩憲氏の配慮に甘え、上記福島県への質問と同じように、本案件で、末端への労務費が未払いの上、偽装工作までされていることについて率直に質問をぶつけた。

 繰り返すが、末端の現場作業員への労務費が未払いということは、発注者などが労務費を泥棒して横領しているか、労務費の請求に水増しをしている過剰請求の瑕疵があり、労務費の請求が着ていないかのどちらかであるからだ。

 課長村田浩憲氏は、三春町役場は労務費の請求は全て支払っているとの至極当然の回答であった。

 そして、課長村田浩憲氏は「元請者(三春町除染事業協同組合)に対して善処するように伝える」と述べ、「適切に指導したい」とのことで、福島県が自ら受け取った労務費未払いと偽装の証拠資料を、三春町役場も受け取った。

 課長村田浩憲氏は、大変に人情味のある方で、三春町とは日本有数の桜の名所らしく、いつかは、このような大雪ではない春に、天然記念物樹齢1000年の「愛姫の里三春滝桜」を観光で見に来たいと感じた。

 <次回予告>

 一次下請者の大林道路(代表取締役社長長谷川仁)の東北支店福島営業所への突撃取材を敢行!、やはり大林道路が労務費未払いと偽装工作の諸悪の原因なのか?

 
  大林道路代表取締役社長長谷川仁 
 
 


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 佐藤昇は現在、「朝日新聞を正す会」を結成し、大義のために提訴をしました。

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