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氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む(令和4年2月7日)


氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 <本節>

 いま、怒り心頭だ!

 二〇二二年一月二十七日から二十八日にかけて、埼玉県ふじみ野市で発生した医師猟銃射殺事件≠フ渡辺宏容疑者は、絶対に許せない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 被害者の鈴木純一医師は、同居している私の母(九十六歳)の主治医なのだ。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 三年半前、地元クリニックから、訪問医療への転換を勧められた。嫌がる母をやっと説得し、在宅医の鈴木先生に託することになる。

 「どうもどうもどうも‥‥」

 にこやかに入ってこられた。

 「お悪いのは、どこですかー」

 語りかけながら、聴診器をあてる。母はいっぺんに先生が好きになった。家族にも「二十四時間、いつでもOKですからね。気楽に電話して下さいね」。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 これぞ現代の赤ひげ先生≠ナある。

 それから、月二回ほど診察に訪れてくれた。いつも感心したのは、スタッフとのやりとりが的確。笑顔を絶やさないこと。症状も、患者にも家族にも判りやすく説明してくれる。「患者にはやさしく、スタッフには厳しい」といったタイプでは断じてない。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 一方、犯人は誰にでも当たり散らし、各診療機関の鼻つまみもの。それを引き取って診てくれていたのだ。コロナ禍、寸暇を惜しんで奮闘中の四十四歳の死。悔しい。

 今回の事件で、訪問医療の問題点が浮き彫りとなった。母と息子との強烈な絆にも驚かされる。独りよがり。正義は我に在り。そんな傾向の人間による犯罪が増えている。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その3 射殺された医師・鈴木純一先生を悼む (vol.3)

 そこで今後、どうなる? 犯人と同じ老々介護の身にとって切実だ(融点)

 <起因>

 創刊10年目発刊400号記念企画の第一弾として、ベテラン著述家が、お祝いの趣旨で、ちょいとの間、連載してくれることになりました。

 <復習>


氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)
 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 東京・神保町の岩波ホールが、本年七月末に閉館されるそうだ。「山の郵便配達」や「カティンの森」など、世界各国の名作が上映されてきたミニシアターである。

 文革期の田舎町の闘争≠描いた傑作「芙蓉鎮」(謝晋監督)も、そこで観た。同監督には「阿片戦争」もあるが、こちらは凡作。一九九七年公開だから、香港返還に合わせた国威発揚(?)映画では……。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 同じ「阿片戦争」でも、マキノ正博監督作は、一九四三(昭和十八)年の公開で、市川猿之助主演。原節子、高峰秀子らも出演している。英米と戦争をしている時代の映画だ。満映から山口淑子(李香蘭)ほかで、「萬世流芳」も作られている。中国においては、一九五九年に映画「阿片戦争」(原題「林則徐」)がある。

 いずれにせよ、阿片戦争は、北東アジア各国にとって、大きなテーマなのである。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 先に終了したNHK大河ドラマ「青天を衝け」でも、武州深谷の農村青年らが、阿片戦争で、清が英国に負けたことを知っていて、「国難来たる」と口角泡を飛ばしているシーンがあった。薩長らの青年諸兄だって、 同じ思いであったろう。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 ところで、いまの日本の青年たちは、北朝鮮がミサイルを撃ったとか、中露両国の軍艦が津軽海峡を横断したとか、アメリカがアフガニスタンを見捨てたとかといったことで、議論をしているのであろうか。

 
氷点沸点・著融点 その1 創刊10年目発刊400号記念企画第一弾 「阿片戦争」の一挙上映会を (vol.1)

 いっそ岩波ホールで、阿片戦争に関する作品の一挙上映会をやったらどうか。そして、討論会やシンポジュムも……。(融点) (vol.1)


氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)
 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 二〇二二年一月十七日、通常国会が始まった。施政方針演説や代表質問も行われたが、盛り上がりに欠ける。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 オミクロン株対策や新しい資本主義ほか内政問題に時間がとられ、ミサイルを撃ち続ける北朝鮮への対応も、中露軍艦による挑発も、そしてウクライナ危機や台湾有事への対処も俎上に上がらず、外交や安全保障、国際問題は無関心のよう。憲法や国家論など、ほとんど論点とならなかった。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 これで、果たしてよいのか。二年前(二〇二〇年)一月のことを思い出してほしい。

 二十日夜、中国の習近平国家主席が「全力で感染防止に取り組まなければならない」と宣言した。事実、武漢市ではコロナが蔓延し、死者が増え続けていたのである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 ところが、一月二十二日に開かれた衆院本会議で、質問に立った枝野幸男立憲民主党代表(当時)は、武漢コロナ問題にふれることなく、冒頭から「桜を見る会」問題をとりあげ、続けて元IR担当副大臣の疑惑や前法相夫妻の選挙違反など、弁護士出身らしくスキャンダル追及に終始した。眼前に迫る危機に目を背けていたのである。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 これは、立民だけではない。自民も国民も共産も、代表質問でコロナについてまったくふれなかった。維新と公明が感染対策について質しているが、それも強いものではない。「それでよいのか」と問題提起をしなかったマスコミも、同罪である。

 
氷点沸点・著融点の時事総論 その2 「二年前(二〇二〇年)の国会」を忘れるな (vol.2)

 一月二十三日、武漢市は封鎖された。それでもコロナ問題は争点とならない。ダイヤモンド・プリンセス号乗客の感染から状況が一変し、後はご案内の通り… 。(融点) (vol.2)

 <次回予告>

 創刊10年目発刊400号記念企画として始まった「氷点沸点・著融点」、融点の説く深みのある時事総論をお楽しみ下さい。なお、週刊報道サイトの報道媒体としての性質上、著者は融点というペンネームと致します事をご了承下さい。

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荒井商事主催アライオートオークション小山におけるメーター改ざん詐欺を争う裁判が勃発     

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山崎製パン大阪第一工場において異物混入したまま商品を出荷したとの内部告発文書を検証する

地位確認等請求事件への内部告発を検証する

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大林道路福島営業所への突撃取材結果

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