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「ツムラ前社長を逮捕 老舗揺さぶる「三代目」の不祥事」 (27/6/9)

 「ツムラ前社長を逮捕 老舗揺さぶる「三代目」の不祥事」 (1996/10/31 産経新聞夕刊)

 漢方薬と入浴剤の製造販売大手「ツムラ」の元関連会社を舞台にした約七十億円にのぼる特別背任事件に三十一日、東京地検特捜部のメスが入った。

 前社長の津村昭容疑者(六〇)は社長在任中に、多角経営の失敗などから四期連続の赤字を計上したほか、株価操作疑惑や病院関係者に対するリベート、M資金問題など数々の不祥事が表面化。

 ツムラ内部からもその経営手腕を疑問視する声が出ていた。漢方薬の老舗(しにせ)として業績を伸ばしてきたツムラは三代目の不祥事で大きく揺れている。

 ツムラ関係者は「事業の多角化と家業への回帰が間違いの始まりだった」と指摘する。

  津村容疑者が二代目の津村重舎現相談役の跡を継いで社長に就任したのは昭和五十一年二月。同年に医療用漢方製剤が保険の対象となり、昭和十一年から取り組んできた入浴剤「バスクリン」の販売と併せ「漢方のツムラ」として急成長した。

 しかし、津村容疑者は昭和六十年代前半から漢方薬一辺倒の経営方針を転換する。

 「津村順天堂」から「ツムラ」に社名変更した昭和六十三年から平成二年にかけて経営多角化に乗り出し、書画など世界の名品を扱うツムライリュージョン、ツムラインターナショナル、ツムラ化粧品を次々に設立。さらに、バスクリンの販売増を目指すなど従来の“家業”への回帰を図るようになった。 ところが、ツムライリュージョンとツムラ化粧品はバブル崩壊後に売り上げが減少し、ツムラインターナショナルは米国の化粧品会社の芳香剤部門を買収した金利負担が重くのしかかり百二十億円から百五十億円の赤字を計上。

 起死回生を狙ったバスクリンも大量生産で在庫が増え続け、結局、ツムラは四期連続の赤字を計上、負債は千三百億円にも上ったという。 「昭氏はバスクリンの宣伝では良いアイデアを出すこともあったが、経営能力には疑問があった。

 側近だけで話を決め、役員会では事後承諾が慣例になっていた。こうしたワンマンぶりが今回の事件の遠因」(元役員)。

 津村容疑者は趣味であるバンド仲間を役員に招いたり、異を唱える役員を閑職に追いやることもあった。

 「高級ワインや絵画を会社の金で買いあさり、金額は億単位にのぼっている」(ツムラ役員)ともいわれる。

 こうした経営不振に追い打ちをかけたのが漢方薬の副作用、株価操作をはじめとする数々の不祥事。

 三年に主力商品の小柴胡湯の副作用問題、四年には医療機関に対する不当値引きが発覚したのをはじめ、M資金詐欺にひっかかりそうになったこともある。

 元専務は「部下の結婚式で会ったブローカーに持ち込まれた話。金を必要としていた社長のためだった」と事実関係を認めている。

  五年にはツムラの株価が不可解な急騰を見せ、関係当局が調査に乗り出し、六年には過去三年間にわたって東海地方の系列代理店との間でバスクリンの架空売買が表面化。

 七年には病院など医療機関への委託研究費がリベートと見なされ、東京国税局は約四億円の追徴課税を行った。

 こうした巨額の赤字と一連の不祥事でメーンバンクの三菱銀行が津村社長(当時)の退陣を要求。

 第一製薬との合併話も浮上したが、第一製薬側が難色を示したといわれる。 津村容疑者は昨年六月に事実上退陣し、現在はいとこで第一製薬出身の風間八左衛門氏を社長に据えて「経営改善を図っている」(ツムラ広報部)としている。

 しかし、結局、親族が会社の代表を務めていることで「ツムラは親族以外には冷たい会社。体質改善ができるかどうかは疑問が残る」(業界関係者)という指摘も出ている。

 【写真説明】 昭和61年、ジャズバンドでギターを演奏する津村昭容疑者。腕前はプロ並みだった  

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