株主総会を渡り歩く橋本和男は婦女暴行の前科がある元美容整形医師(平成25年7月6日)

　

　6月、集中する株主総会が終わった。今年の話題は、橋本和男という株主の存在。「議長解任」など一方的にどなり、退場処分を受けると、別の株主総会出席のため立ち去る。会社は新手の総会屋かと緊張するが、総会後の接触や面会の強要はないらしい。
　橋本和男の経歴は、1996年まで栃木県と宮城県で美容整形医を開業していたが、1996年12月婦女暴行容疑で逮捕されている。容疑内容は、橋本が経営する施設に診療目的で訪れた女性10人を麻酔中に暴行した。2000年3月、最高裁で懲役15年の実刑判決が確定して服役した、というもの。暴行事件の複数の被害者から数千万円から1億円の損害賠償訴訟を起こされたどの報道も。
　株付けは4年前頃からと見られる。橋本が出所後どういう経緯、基準で複数の会社の株主になったのか不明だが、株主総会に出席した際は必ず大声で暴言を吐いているらしい。レナウン、日本マクドナルドHD、朝日グループHD、三菱重工、野村証券、大和総研、東京電力、伊勢丹などに株付けしている。

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