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【呪縛は解かれたか】第1部(8)第一勧銀「負の引き継ぎ」 (6/3)

 

 1997年6月29日に宮崎邦次元頭取は自殺しました。ここに、及川幹雄被告を現場責任者として行った、現在も続く旧第一勧業銀行派閥の所業の根源があります。

 毎週、過去のメディア媒体の記事を読みながら、自殺した宮崎邦次元頭取の望んでいた、自らの死を契機にし、スッキリした形にして素晴らしい銀行にしてほしいという事案とは何だったのかを、皆様と考察していきたいと思います。

 今週は、1999年6月18日の産経新聞の記事の「【呪縛は解かれたか】第1部(8)第一勧銀「負の引き継ぎ」です。

 【呪縛は解かれたか】第1部(8)第一勧銀「負の引き継ぎ」 昭和四十三年秋、東京・丸の内の旧第一銀行本店を二人の総会屋が訪れた。

 当時、第一の取締役会長で、後に第一勧業銀行の初代会長となる井上薫(故人)に呼ばれたのだ。

 「三菱銀行と(第一の)合併話が進んでいるようだ。至急、調べてくれ」 二人は京都へ飛び、ある支店長に「この地域は第一と三菱のどちら(の支店)が残るのか」とカマをかけた。

 すでに合併後の支店網整理の青写真が完成していることを知る。

 報告を受けた井上は激怒する。勝手に事を進めた頭取、長谷川重三郎(故人)への怒り以上に、「大三菱」が相手では吸収合併になる、との危ぐがあった。

 二人の総会屋は井上の意を受けて情報を流す一方、役員を回って合併反対の多数派工作に奔走する。

 その結果、四十四年四月、長谷川は相談役に退き、頭取に返り咲いた井上は四十六年十月、日本勧業銀行と対等合併を成し遂げる。

 当時、預金高世界七位を誇る大銀行誕生の裏に、総会屋の「功労」があった。
               □ ■ □

 「総会屋の元出版社社長の呪縛(じゅばく)が解けず、歴史のふちにわだかまった『おり』から決別できなかった」 平成九年五月二十三日、東京・内幸町の第一勧銀本店。総会屋、小池隆一(五六)=収監中=への二百七十億円の巨額不正融資事件で東京地検に本店などの家宅捜索を受け、会長の奥田正司(六七)と一緒に辞任表明した頭取の近藤克彦(六一)は淡々とメモを読み上げた。

  「呪縛」。その言葉に報道陣がざわついた。その後の一カ月半、同行は奥田と次期頭取に内定していた副頭取、藤田一郎(六〇)を含む十一人の逮捕者を出す前代未聞の不祥事に揺れる。

  「総会屋の元出版社社長」とは、小池の指南役で五年に他界した木島力也だった。

 小池は公判で「私は(木島の)ダミー、かばん持ちだった」と証言した。

 井上と木島を引き合わせた元総会屋が言う。「井上さんが第一の頭取に復帰した直後、木島に『井上さんを紹介してくれ』と頼まれた。

 木島は長谷川さんとは交際があったが、井上さんとは疎遠だったからね」 木島が発行していた雑誌「現代の眼」に井上との対談が掲載された。

 これを機に、木島は井上を通じて第一勧銀に深く食い込む。歴代首脳に連綿と受け継がれた呪縛の始まりである。

              □ ■ □

 ある第一勧銀の元会長は会長に就任した直後、名誉会長の井上から電話を受けた。

 「木島が来ている。会ってくれ」 木島は、第一勧銀での功績を語り、元会長は「怖い人だ」と感じたという。

 木島は政財界の大物フィクサー、児玉誉士夫(故人)と師弟関係にあった。

  同行OBは「歴代首脳は木島と頻繁に会い、世話になった人も多い」と言い、旧勧銀出身の元頭取、元会長名を挙げる。

 旧勧銀系の内紛を抑えるため、木島が使われたのだという。

 行内で木島は「井上さんが世話になった人」で通っていた。

 だが、木島は旧第一人脈だけでなく、旧勧銀ラインにも接近した。「両者を使い分けていた」と語る別のOBもいる。

 第一勧銀は「人事部が二つある」といわれた。会長と頭取の「たすき掛け人事」のほか、支店長レベルまで旧第一と旧勧銀出身者の「平等主義」が貫かれた。

 系列会社の不祥事は、一方の勢力のダメージとなり、人事にも影響するマイナス材料をカネに替える総会屋にとって、うま味のある銀行だったといえる。

  「年中、内部で足の引っ張り合いをやっている。付け込むスキだらけだった」と元総会屋は振り返る。

              □ ■ □

 小池が第一勧銀に食い込んだのは、支店で不正融資事件があった昭和六十三年の株主総会がきっかけ。

 紛糾を恐れた同行から頼まれた小池は、ほかの総会屋の動きを封じ、与党総会屋の地位を固めた。

 翌年、小池への融資が始まった。

この総会で会長に就任した宮崎邦次(平成九年に自殺)は、かつて秘書役として井上に仕えた。

 元役員は「井上さんの姿を見ていたから木島との付き合いにも抵抗はなく、マージャン仲間だった。小池への融資も断れなかった」と語る。

 木島は当時、「困ったことがあれば隆ちゃんに頼め」と、事あるごとに門下に入った小池を同行幹部に売り込んでいた。

  小池は、木島と井上という第一勧銀の「負の連鎖」を背負って同行に乗り込んだ。その結末が宮崎の自殺と十一人の逮捕者だった。同行が払った代償はあまりに大きい。

  九年六月、杉田力之(五六)が頭取に就任した。「反社会的勢力との決別」を宣言し、総会屋などの資金源となっていた情報誌の購読をすべて打ち切った。

 その杉田には身辺警護がつく。ある行員が漏らした。「ときどき怖くなる。仕返しはないのかと…」。

                 ◇

 【総会屋事件で起訴された第一勧銀幹部】

 〈公判中〉

奥田正司 元会長     求刑懲役9月
藤田一郎 元副頭取    求刑懲役8月
金沢 彰 元副頭取    求刑懲役8月
寺沢康行 元常務     求刑懲役8月
〈確定〉
内田恒雄 元副頭取    懲役8月執行猶予4年
田中賢二 元専務     懲役8月執行猶予3年
福島建夫 元専務     懲役8月執行猶予3年
猪爪 博 元常務     懲役6月執行猶予3年
渋谷龍夫 元総務部長   懲役6月執行猶予3年
草島道能 元総務部副部長 懲役6月執行猶予2年
真鍋卓史 元総務部副部長 懲役6月執行猶予2年                  ◇
 <代表佐藤昇のコメント>

 みずほ銀行は「人事部が三つある」と言われておりませんか?。

  FGと銀行での会長と社長・頭取の「たすき掛け人事」のほか、支店長レベルまで旧第一勧業銀行出身者と旧富士銀行出身者と旧日本興業銀行出身者の「平等主義」が貫かれておりませんか?。

 オリエントコーポレーション等の系列会社の不祥事は、一方の勢力のダメージとなり、人事にも影響する。マイナス材料をカネに替える反社会的勢力にとって、うま味のある銀行になっておりませんか?

 「反社会的勢力との決別」を宣言しても、「年中、内部で足の引っ張り合いをやっている。付け込むスキだらけ」の銀行になっておりませんか?。

 なお、約三十六億円の不正支出事件のあった第一勧業銀行麹町支店の近くにあり、オリエントコーポレーション本店の近くでもある、本間美邦税理士事務所の本間美邦税理士が、山万(http://www.yamaman.co.jp/)の監査役になっております。

 また、この山万の株主には、みずほ銀行はもちろん、清和綜合建物や中央不動産が、名を連ねております。

 みずほ銀行の及川幹雄被告と本間美邦税理士は、「ぎょうせい買収ファンド」を共に謳ったビジネスパートナーです。(裁判所による勝訴判決で認定されております。)

 みずほ銀行内の旧第一勧業銀行派閥は、17年前から、何も変わっておりません。

  17年経った現在、「週刊報道サイト」は、この事件のケジメがつくまで、銀行ぐるみの犯行の構図を徹底解明していきます。

 株主代表訴訟の行方と共に、今後の展開をお楽しみ下さい。  




 
林信秀(57才)頭取  旧富士銀行派閥  東京大学経済学部卒

 2014年3月28日に株主代表訴訟が提訴されました。林信秀頭取は、国際畑を歩み、国内での裏金作りスキームに一切タッチしていなかったので、消去法で頭取に選ばれたと推察いたします。何も知らないことは、一番強いことです。なので、この株主代表訴訟の係争を契機に、及川幹雄被告を現場責任者として行った、代々脈々と受継がれている裏金作りスキームの膿を出し切ることを望みます。

 
塚本隆史(63才)元頭取
旧第一勧業銀行派閥
京都大学法学部卒
既に辞任済
 
佐藤康博(62才)前頭取
旧日本興業銀行派閥
東京大学経済学部卒
既に辞任済
 
及川幹雄(51才)
旧第一勧業銀行派閥
日本大学法学部卒
未だ逮捕されず

及川幹雄被告からの着信履歴です。
みずほ銀行への及川幹雄被告からの伝言メッセージです。内容は「自首をする」と言ってますよ。代表佐藤昇    
 
佐藤昇(42才)
生涯無派閥
専修大学法学部卒
既にパンチドランカーでポンコツ済

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