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柳澤伯夫氏と旧第一勧業銀行の蜜月(奥様は版画家編)(3/18)

 

 柳沢伯夫元金融担当大臣の紀子夫人は、版画家です。そして、武蔵野美術大学の教授を長年務めております。

 そして、その作品は、その選挙区に店舗を構える静岡県内の金融機関の都銀から信用金庫まで、各行が軒並み購入し、その店舗に飾ってあるようです。そして、その版画の売上金はミネルヴァ投資顧問が運用している。

 そして、そのミネルヴァ投資顧問の社長だった、倉田陽一郎氏が、金融アドバイザーとして、政治家秘書へ転身する。その政治家とは、柳沢伯夫元金融担当大臣だった。

 そして、その肝いりでシンワアートオークションの社長になった。そして、そのシンワアートオークションは、「奥様は版画家」の、柳澤紀子夫人の版画を取り扱っている。

 しかも、美術界から、価値以上に高価だったと言われるような価格で。しかも、そのシンワアートオークションは、柳沢伯夫元金融担当大臣の親分の宮澤喜一元総理大臣が入り浸っていた、株式会社ぎょうせいの本店ビルの1階に本店登記してある。

 そして、及川幹雄被告は、「ぎょうせい買収ファンド」を高らかに謳い、表に出せない大量の資金をみずほ銀行の顧客から集め、裏金を作りだす。そして、その集めた裏金は消えた。噂の上長への上納金として消えてしまったのか?噂の政界工作資金として消えてしまったのか?

 一体、柳沢伯夫元金融担当大臣及びその親分の宮澤喜一元総理大臣は、旧第一勧業銀行とどんな関係だったのか、自然と興味が湧いて、真相が知りたくなってまいりました。

 以下、平成14年7月9日 第154回国会 財務金融委員会における、理事五十嵐文彦君と国務大臣(金融担当大臣)柳澤伯夫君とのやりとりをご参照下さい。

●五十嵐委員 次に、私、大臣の地元の磐田郡福田町の方から実名入りで投書をいただきました。地元の太田川という川があるんですが、その堤防に柳澤大臣夫人紀子さんのサイン入りの絵がペンキで描かれている。地元の小中学生の絵でもいいと思うのだけれども、なぜ政治家の奥さんの絵なのか。不自然じゃないかということなんですね。

 これは不自然なんですよ。これが絵なんですが、これは周りの風景と全然マッチしていないんですね。堤防にただペンキで、こう、いきなり周りの色と違う絵がかかれているわけですね。

 この地元の投書をされた方は……(発言する者あり)何を言っているんだ。当時の、よく聞きなさいよ、当時の福田町長、この福田町長は森田弘さんという方なんですが、実は柳澤さんの元私設秘書なんです。

 後援会の幹部であり、私設秘書なんです。要するに、柳澤さんの元秘書だった町長さんが、いわば柳澤夫人の絵を宣伝してあげているということになるんではないですかという話なんです。

 そのほかに、町営の健康福祉会館というのが、リフレUというのが地元にあるんですが、そこにイハラ工業団地組合から寄贈されたというやはり夫人の作品が掲示をされているし、夫人の作品は静岡県庁の浜松総合庁舎にもあるということなんですね。

 また、地元企業が夫人の、有名な版画家でいらっしゃるわけですけれども、その版画作品をかなり購入しているんだけれども、結構版画というのはたくさん刷りますから相場はそんなに高くないんですが、二、三十万で買っている、あるいは買わされているという話がありまして、これは形を変えた、いわば迂回献金ではないのか、政治献金の迂回した姿ではないかというのが投書の中に実は書かれているんです。これは重大な話なんですね。

 ですから、単に奥さんの話だとか、地元の話とかという話ではなくて、政治にかかわる問題として解明する必要があるということなのでありまして、よく聞いてからやじを飛ばしてください。いかがですか。

●柳澤国務大臣 私の妻は版画家として活動いたしておりまして、これは私の結婚以前からの活動でございまして、私はこの彼女の活動に対して一定の敬意を払っているものでございます。

 妻の活動を政治資金集めに利用するようなことは一切いたしておりません。これは、どういうことでそういう、素人の皆さんの、何か一種の連想みたいなことでそういう話を組み立てられているんだろうと思うのですが、私の妻の売り上げというのは、これは事業収入として、それにかかった経費と一緒に事業所得として申告をしているものなんです。

 したがって、どういう形でそれが政治資金に活用できるかといえば、それは、一つは、私の妻がその自分の所得を私の後援会か何かに寄附をしてくれるというようなことがあり得るかと思うのですが、そういうことはいまだかつて一度もございません。

 それからまた、本当にお笑いになると思うのですが、私が、私の妻の作品が何らかの形で売れたとして、そのお金をこちらに流用しちゃうようなことをすれば、領収書が出ているお金でしたら、これは売上除外になってしまうんです。ですから、そういうことはあり得ないわけなんです。私の妻はずっと所得の申告をしておりますから、そういうようないいかげんな経理ということはできないのでございます。

 今いろいろなお話をされましたけれども、したがって、私は、彼女はもう独立の、プロのアーティストなんです。ですから、私はその活動に対しては一切干渉していないし、私の活動と混在させるようなことは一切いたさないのでございます、私は。

 したがって、市町村とか県とかというようなものが作品を何かその空間に欲しい、パブリックアートが欲しいという場合にも、私は一切関係ありません。市長さんにも県知事さんにもそんなことを話したり、何かその関係の筋の人に私の妻のはどうですかなんということは、これはもうないわけです。

 加えて、たまたま今お引きになられた例で申しますと、県庁のものとかあるいは福田の工業団地がお買い上げいただいた作品なども、工業団地であるし、当事者は。それから、県庁の作品も、これはどなたかが元請をされて、そうして、それでそのアートを一体だれにお願いするかというときに、たまたま家内、妻が選ばれたということであって、私とは、妻もまた、市とかそういうものには関係ないわけです。

 一点、その福田町の今委員が写真を見せられたそれですけれども、それは浜松のペンキ屋さんがやられたものでございまして、私の妻はその原画を、どのぐらいの大きさか私知りませんけれども、書いたんじゃないでしょうか。そして、その原画料として、私、妻の作品の値段なぞについてはこれから一切言うつもりはありませんからね。その前提の上でこの件だけに言いますと、十一万一千百十一円というものをいただいて、それは当然申告の収入金額の中に入れてあるということでございます。

 ●五十嵐委員 私どもが解明する必要があると言っているのは、公共事業との絡みがあるということが一点なんですね。

 それから、一切かかわりないとおっしゃったけれども、別の情報では、大臣の政策秘書の松永晴行さんという方、いらっしゃいますね。松永さんは、ヒルクレスト平河町三〇二号室の柳澤事務所で紀子夫人の版画の営業を行っていませんか。

 ●柳澤国務大臣 松永秘書は、私の高校の同級生で、私の議員になるからずっと私の事務所で、若干の健康のぐあいとかなんとかで中断はありますけれども、基本的に一貫して私の事務所で働いてくれている私の同級生です。その人間は、残念ながら、昔、私、高校の時代には彼は書道部で非常に立派な字を書いておったんですが、この関係については全く、何というか、趣味、趣向というか、たしなみはないわけです。

 それから、そういう松永秘書が私の妻の絵を取引しているなんということは、金輪際、一切ありません。全くないことです。

 これは、何と申しますか、じゃ、それ、どうしてそういうことを皆さん、不存在を言うのは、これはなかなか難しいのですが、ただ、一つだけちょっと言いますと、画廊が、画廊というのは貸し画廊と企画の画廊があるわけです。企画の画廊というのは、絵かきさんが展覧会をやるときには全く料金なぞは取らないで、自分のリスクでもってその売れたものの何がしかのものを自分の収入にする、そういうものなんです。

 したがって、私の家内、妻も画廊がついています。ですから、そういう画廊さんが、そんな、片っ方で松永秘書がそんなに売り歩いちゃったら、マーケットがめちゃくちゃになっちゃいます。展覧会をやったとき売れなくなっちゃいます。直取引になっちゃいます。

 そんなことは絵の取引の常識としても全くあり得ないことで、そういったことを全く御存じない方が、まあ先ほどの連想でそういうことをおっしゃっているのかなと思ったりいたしております。

<次回予告> この倉田陽一郎氏なる人物、及びこのシンワアートオークションなる会社はかなり興味を惹きます。次回は、このシンワアートオークションなる会社について記します。

  あと、大田区の資産家地主の財産巻き上げ事件の告訴状と陳述書に登場する、柳沢伯夫元金融担当大臣の公設秘書の大矢根匠が紹介してきた、信金中央金庫・総合企画部に勤務していて、平成17年4月に内閣府へ出向し、規制改革・民間開放推進室に勤務し、肩書が参事官補佐だったTなる人物の名前が、どっかの噂話で聞いたことある名前なので、ちょっと資料を漁ってみます。

 
 

<城西国際大学ホームページより>

 





 
塚本隆史(63才)元頭取
旧第一勧業銀行派閥
京都大学法学部卒
既に辞任表明済
 
佐藤康博(61才)頭取
旧日本興業銀行派閥
東京大学経済学部卒
既に辞任表明済
 
及川幹雄(50才)
旧第一勧業銀行派閥
日本大学法学部卒
未だ逮捕されず

及川幹雄被告からの着信履歴です。
みずほ銀行への及川幹雄被告からの伝言メッセージです。内容は「自首をする」と言ってますよ。代表佐藤昇    
 
佐藤昇(42才)
生涯無派閥
専修大学法学部卒
既にパンチドランカーでポンコツ済

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