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柳澤伯夫氏と旧第一勧業銀行の蜜月(自宅編)(3/11)

 

 五輪メダリストのI氏も絡んだ、大田区の資産家地主の財産巻き上げ事件に、旧第一勧業銀行派閥と昵懇と噂の柳沢伯夫元金融担当大臣の名前が出てきたので、改めて、皆様に、いかに旧第一勧業銀行がデタラメなことばかりを行っているかを、連載していきます。

 もともと、柳澤伯夫氏は、宮澤喜一氏が率いた宏池会所属議員の典型で、東京大学法学部卒業後、大蔵省へ入省し、政治家へ転身するというキャリアです。

 当然、大蔵省の官僚である期間に、しっかり旧第一勧業銀行との黒いパイプ作りに勤しみ、政界へ転身後、しっかりとたかっていき、もちろん、旧第一勧業銀行への、便宜も図っていたと言われております。

 柳澤伯夫氏は、衆議院初当選後に、自宅の宅地として、旧第一勧業銀行の社宅の跡地を購入しております。

 あと、なぜか、旧第一勧業銀行浜松支店には、柳澤伯夫氏のファミリー企業の銀行口座があります。

 そういえば、親分の宮澤喜一氏は、株式会社ぎょうせいに入り浸っておりました

 そして、及川幹雄被告は、「ぎょうせい買収ファンド」を謳っておりました

 以下、平成14年7月9日 第154回国会 財務金融委員会における、理事五十嵐文彦君と国務大臣(金融担当大臣)柳澤伯夫君とのやりとりをご参照下さい。

●五十嵐委員 ただ、前回も指摘しましたけれども、一方で、新しく建てられた家はこの川島組が建てられたということで、こちらはいわば請負ですね。新しい家の請負の方と、そのもとの土地の買い手の方はほぼ同一と言ってもいい会社であるということ、また公共事業を請け負うゼネコンであるということで、私は、ある人に交渉を一任したからそれで済むんだという話では済まないような気がします。ぜひお調べいただいて、わかりやすく、周囲の方々に疑念を持たれないような説明の仕方をされる必要があると思うのです。

 もともと、この鴨江四丁目の土地というのは、大臣が大蔵省に二十年近く勤務をされた後、一九八〇年六月に衆議院に初当選をされて、その直後とも言っていいと思いますが、十一月に旧第一勧銀から購入をされているわけであります。銀行から土地を買っちゃいかぬというわけではないわけですが、しかし、官僚当時から金融機関との癒着があったんではないかというような、それこそ推測をされかねない話なんだろうと思います。

 また、この当時、実は大蔵省は金融機関との癒着というのが大変問題になった時期とも重なるわけでありますから、この第一勧銀から宅地を購入された経緯、価額等がおわかりでしたらお教えをいただきたいと思います。

●柳澤国務大臣 大体の時期的な経緯は今委員が御指摘のことであろうと思います。私、今ちょっと手元に持っておりませんので。

 五十五年、当選して以後間もなく、私、その土地を購入させていただきました。これは私、それまで住んでおりました横浜のうちを売却して、自分が地元との関係というものを強く考えている人間であるということのあかしとして地元に引っ越してこい、こういう後援者の御指示もありまして、そういうことをいたしたわけでございます。

 第一勧銀がもとの所有者であったわけですけれども、私、初めて当選したわけですけれども、私は大蔵省現役の当時から別に銀行と親しい関係にあったわけではございませんし、また、当選一年のほやほやの私が大蔵省出身の人間であるというようなことも余り世の中の人は知らなかったというふうに私は思っております。

それは、よく大蔵省出身の代議士というような名簿が出ることもあったんですが、その中にどういうわけか私はおっこっていまして、実は私も変な話だとは思いながら、そういえば私、卒業してから、例えばそういう大蔵省のOBの集まりなんか一切出ておりませんし、自分が大蔵省の人間であるというのは、別に鼻先にそれをぶら下げてその後の活動をしたわけではありません。私は専ら農林の仕事をしておったというようなことでございます。

 そういうようなことで、私、実は娘がおりまして、近くの学校に通っておったんですが、娘がどうしても転校したくないと言うものですから、最初借家をしたところの近くで土地を探してやらなきゃいけないという私は使命を帯びたわけですね。一、二件あったんですが、売ってくれるというところを探したわけですが、それがたまたま第一勧銀の社宅の跡であった、こういうことでございます。

 私は、実はこの交渉も一切いたしませんでした。たまたま私の知り合いに、その当時不動産鑑定士の試験に受かった青年がおりまして、遠縁なんですけれども、それが不動産屋をこれからやるというようなことでございましたので、その青年に交渉一切を任せたわけでございます。そういうことで、値段の点もほとんど、何か難しい交渉があったというふうには本人からお聞きしませんでした。

 実は、価額について、私はこの間、自分に疑惑みたいな形で言われましたので、本当のことを申し上げたんですけれども、そうしたらかえって、こういうことを言ったと申しましたら、私の知り合いの税理士が、そういうことを言うとこれからは商売がやりにくくなるんだから、余りそういうことをぺらぺらしゃべらない方がいいんですよと言って注意されました。

私も、それもそうかなという感じがいたしましたけれども、しかし、またここでも、今度はこの価額を申し上げないということになるとまた何か変な感じになりかねないということで、そのものを申し上げますけれども、価格は二千六百万円強でございました。

●五十嵐委員 今お話を伺って、なるほどなということもあるわけですが、ただ、銀行は当時の大蔵省に対しては大変関係が深かったわけですから、銀行が有力な大蔵省のエリートであった柳澤さんのことを知らないで売るということはないと思うのですね。それは、今の御説明ではどうかなと思う点でありますけれども、自宅の問題はここまでといたします。

  <次回予告>

 大田区資産家地主に、インチキ不動産業者が接触するために、五輪メダリストI氏とともに、そのインチキ不動産業者を薦めた、柳沢伯夫元金融担当大臣の紀子夫人は、版画家です。その作品は、その選挙区に店舗を構える静岡県内の金融機関の都銀から信用金庫まで、各行軒並み購入している珍現象について記します。


<城西国際大学ホームページより>

 





 
塚本隆史(63才)元頭取
旧第一勧業銀行派閥
京都大学法学部卒
既に辞任表明済
 
佐藤康博(61才)頭取
旧日本興業銀行派閥
東京大学経済学部卒
既に辞任表明済
 
及川幹雄(50才)
旧第一勧業銀行派閥
日本大学法学部卒
未だ逮捕されず

及川幹雄被告からの着信履歴です。
みずほ銀行への及川幹雄被告からの伝言メッセージです。内容は「自首をする」と言ってますよ。代表佐藤昇    
 
佐藤昇(42才)
生涯無派閥
専修大学法学部卒
既にパンチドランカーでポンコツ済

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